ハムスターの大往生

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昨日まで元気に回し車を回し、外に出たがって檻によじ登り、餌を頬張り、野菜を一生懸命食べていたハムちゃん。
今日そろばん教室が終わってから、檻をのぞいて何度呼んでも、小屋から出てきません。
小屋の屋根を取ってのぞくと、丸まって動かなくなっていました。
毎回帰りにハムちゃんをのぞき込んでた生徒が、
「出てこないけど生きてる?」
と聞きましたが、
「寒いから最近なかなか出てこないんだよ」
と答えたばかりでした。

昨年9月に腫瘍の手術中仮死状態から復活してから、一年以上我が家を癒し続けてくれました。
二歳七ヶ月ですから、ジャンガリアンハムスターにしては大往生でしょう。

いつも誰かがケージのそばに近づくと、外に出してほしくて小屋の屋根に登り、二足歩行をしてました。
手の中に入れてなでていると、そのうち眠ってしまいます。
昨日は、何度も何度も外に出たがり、手の中で気持ち良さそうにしたり、眠ったり、野菜を食べたりしてました。
最後が近いのを悟って、ずっと手の中でなでてて欲しかったのかもしれません。

ペットを飼うというのは、別れが来るから毎回つらいのですが、子ども達には良い経験になっていると思います。
かわいくてたまらなくなると、親バカになる気持ちがわかるでしょうし、病気になると心配でたまらなくなり、最後の別れは何度体験してもつらいものだということを身を以て知ります。
それでも、こういう体験を積み重ねて、死ぬという事が周囲にどれだけつらい思いをさせるものか悟り、身内の死に対しては、多少の免疫をつけてつらさを乗り切れるようになって欲しいと思います。

来年は待望のネズミ年で、年賀状のモデルになってもらおうと写真を撮りまくっていました。
すぐ動くのでなかなかピントが合わず、ぼやけた写真ばかりでしたが。
それでも、何をやっても愛らしいハムでした。
最後まで年を感じさせず、かわいいままで、元気いっぱいのハムちゃんは、生き方のお手本です。

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ハムスターの手術

手術前のハム
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ひと月ほど前、うちで飼っているジャンガリアン・ハムスターの左耳の下に、大きな円形脱毛症ができました。
ジャンガリアン・ハムスターの寿命は2〜3年で、飼い始めて1年半になるので、そろそろ年なのかな、とは思いましたが、一応動物病院に連れて行きました。
どうやら、ガンのような腫瘍ができているようで、3日間薬を飲ませて、小さくなれば問題ないけれど、変化がないようなら「手術」ということになりました。
手のひらに乗ってしまうほど小さいのに、どうやったら手術なんてできるんだろうと思いますが、結局腫瘍は小さくならず、手術決行となりました。

ところが、手術は失敗。
腫瘍がかなり取りにくい位置にあったのと、出血が多くて危険だったため、腫瘍を取りきれずに途中で縫合したそうです。(一時は仮死状態にまでなったとか)
戻ってきたハムは、3cmくらいの傷(人間でいえば、肩から背中半分位を切った感じです)を作っただけで、ぐったりした状態。
もう、フワフワの愛らしいハムには戻らないのかと思うと、大人でも悲しくなってきます。
次女などは、ずっと半ベソ状態です。
仕方ないので、薬を飲ませて、エサを食べさせてやって、
「薬も飲んだし、エサも食べられるから、大丈夫だよ。こんな傷くらい、大したことないさ。海賊みたいで、カッコいいじゃない。」
と言ってやりました。

あとから、上の二人に次女のようすを聞くと、二人とも、
「傷は男の勲章みたいで、カッコいいじゃん」
とか、同じようななぐさめ方をしたとかで、血は争えません。

でも、手術代に、本来は1万5千円かかるところを、中断したので、麻酔代の1万円払ったという話をしたら、長男は、
「え〜、ハムが10匹は買えるじゃない」
なんてひどいことを言ってました。
実際、動物の医療費は高くて、病院に連れて行くのも悩むのですけどね。
飲み薬なんて、1回1滴で、10滴分で1500円〜2000円かかります。
そろばんの生徒にその話をしたら、
「ジェネリックにしてください、って言えば?」
ですって。

手術直後は、今後どれくらいもつかわからないとか、さらに腫瘍が大きくなるようなら再手術とか、担当医からさんざん脅されたようで、そのせいでメソメソしながら戻ってきた次女ですが、現在ハムは全快してます。
手術後、耳から膿みが出てきて、いつのまにか腫瘍は縮まり、抜糸後は毛も生え揃って、傷跡も全然わかりません。
回し車を以前より元気よく回し、よく動き回り、エサもよく食べ、すっかり元気です。
二度と見られないかと思った、フワフワハムに戻ってくれました。

手術をしたのは、良かったのかどうか、もう二度と小さな身体を切ったりさせたくはありませんが、とにかく貧しくてもケチらずに病院に連れて行って良かったとは思います。
あのまま放っておいたら、今頃こんなに元気かどうかわかりませんから。
医療費を10匹のハムに使ったら、1匹くらい死んでしまっても、こんなに大騒ぎすることないのかな、という意見も出ましたが、そんなの無理でしょうね。
子どもと同じで、たくさんいれば、それだけ心配の種が増えるだけでしょう。
それでも、1匹だけ飼っているので、これだけ人間になついて、ハムも構ってほしいし、人間もハムに癒されて、相互依存の関係が成り立っています。
こんなに小さくて、あとどれくらい生きられるかもわからないハム(四代目なので、ハムヨン様)ですけど、しっかり家族の一員です。

手の中で熟睡中のハム(手術後1ヶ月)
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